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聞く・話す・飲み込みセンター

聞く・話す・飲み込みセンターのご案内

聞く、話す、飲み込むということは、ヒトが人として生きていくうえで必要不可欠なもので、その障害は生活の質を著しく損ないます。ただ、そのような障害の多くは適切なリハビリテーションによって回復が期待できます。

当センターでは、連携大学である京都先端科学大学 言語聴覚学科の「聞く」「話す」「飲み込み」に関するそれぞれの分野におけるリハビリテーションの専門家との密な連携のもと、聞こえにくい、声が出しにくい、話しにくい、ことばの発達が遅い、飲み込みにくいなどコミュニケーションや食事を行う上での障害に対して、相談、評価、助言、訓練を行います。

  • 対象:乳幼児~高齢者
  • 形態:1対1の個別指導
  • 時間:40分~60分/回
  • 費用:医療保険、子ども医療費受給者証をご利用いただけます。

話す、聞く、飲み込みのお困りをサポート

ご相談の流れ

最新の機器を用いた検査による評価
定期的に評価を行い経過の確認を行います。また、必要に応じて、教育機関や職場などへの情報提供を行います。訓練内容については家庭学習でも行っていただきます。

電話予約
* 代表(075-811-7711)
* センター担当者直通(075-811-7745)

当センターでは就学前児童の受診人数が多く、必要訓練枠を確保できない状況が続いたため、令和4年4月より集中的な言語訓練は就学前までとさせていただいています。就学後は希望がある場合のみ、長期休み(夏休み・冬休み等)を利用しての学習面等の相談となります。
就学後初診のケースでは一定期間訓練ののち、改善が難しい場合は就学中のフォローが可能なことばの教室へ移行をお願いしています。なお、吃音症、難聴等(継続的なマッピング)はこの範囲ではありません。
ご理解のほどお願い申し上げます。ご不明な点は担当ST にお声掛けください。

こんな症状に

ことばの遅れや発音の問題

 ・各種検査機器での聞こえの確認および聴力の測定
 ・言語検査、構音検査、知能検査等の実施
 ・必要に応じた訓練および家庭学習の提案

声が出しにくい場合

 ・内視鏡等で声帯などの状態を確認
 ・機器を用いての音響分析
 ・声の出し方の指導

飲み込みにくい場合

 ・まずは簡易診察
 ・必要に応じて、嚥下内視鏡検査や嚥下造影検査等の実施
 ・飲食物の形態や食べ方の工夫について提案・指導

聞こえにくい場合

 ・各種聴力検査で聴力の測定
 ・ことばの聞き取り検査等
 ・補聴器・人工内耳の調整

最新の設備

防音室

乳幼児の聴力検査、幼児用の遊戯聴力検査、成人の聴力検査、また補聴器や人工内耳を装用した上での聞き取り検査を実施することができます。

訓練室(3室)

乳幼児から高齢者の評価・訓練等を行います。

プレイルーム

集団訓練に対応できるよう、訓練室とは別に広い空間となっています。

観察室

保護者の方に子どもの訓練の様子を見ていただくこともできます。

音響分析

声の途切れやかすれ、ガラガラ声など、声の大きさや質を見て確認することができます。

嚥下内視鏡検査・嚥下造影検査

着色水や造影剤の入った食品を食べ、誤嚥の有無や安全な食事形態、食べ方の確認を行います。

京都先端科学大学 言語聴覚学科 リハビリテーションの専門家

  • 髙ノ原 恭子
  • 吉村 貴子
  • 橋本 かほる
  • 弓削 明子
  • 大平 芳則
  • 南都 智紀

当センターの取り組みへの理解と協力のお願い

当院では診療機関の役割を果たすとともに、医療に関する研究・教育機関としての機能も担っています。

1.教育機関として

提携大学である京都先端科学大学から実習生の受け入れを行っています。学生へ臨床体験をさせることで、将来言語聴覚士として、医療・福祉・教育の分野で幅広く活躍できる人材の育成を目指します。なお、学生が検査等を実施する際は、担当言語聴覚士がその場に同席して、当該学生への指導・監督をします。

2.研究機関として

受診者の情報や検査データを学問研究に用いることがあります。発表にあたっては、個人が特定されないよう匿名化を行い、プライバシーには十分な配慮を行います。

当院が、診療機関であるとともに、教育・研究機関であることをご理解いただき、当院における取り組みにご理解をいただきますようお願い申し上げます。

社会医療法人 太秦病院
〒616-8083
京都市右京区太秦安井西沢町4番地13

リハビリテーション科 聞く・話す・飲み込みセンター
センター直通:075-811-7745
E-mail:yakata.yukie@uzumasahp.jp